refueling 給油

給油について

携行缶他

・ 使用するガソリン携行タンクは、金属製のものを使用してください。その最大容量を20リッターとします

・ 給油ホースは、半透明、または、透明の対ガソリン製品を使用し、さらに、折れ曲がり防止のためにワイヤー内蔵のものを使用することが
          極めて望ましいです

・ 給油ホースにはストップバルブを装着してください

・ 1チームが保管できるガソリン量は20リッターです。これを超えた場合は、事務局で競技終了まで保管します。
          その際、20リッターの携行缶を事務局は提供できません

・ 内容量3Kg以上の消火器を用意してください

ピット給油

・ エンジン停止後、タイヤを完全に停止させ、ドライバーが降車してから作業開始が可能となります

・ 給油作業に設定された時間において、ドライバーの乗車を含め一切の作業はできません

・ 給油に当たってはマフラーなどからボディアースを行うことが必要(アースコードはジャンプコードなどで大丈夫です)

・ 給油時の作業員数は5名とします

・ 給油例:1人がタンクを抱え、もう1人がコックとノズルを操作し、さらにもう1人が給油要員のうしろで
          内容量3Kg以上の消火器を噴射可能の状態で持ち待機し、1名が監視、1名が計測

・ 安全タンク装着車は、サポートクルーが安全タンクの逆止弁を開き、スムーズな給油を行うようにしてください

・ 1回の給油量は、20リッター以下です

・ 連続給油を行うことはできません

・ スタート時のガソリン搭載量は45リッターです。カタログなどによって、当該車輌のガソリンタンク容量を提示してください

・ 給油スタッフは5名とし、全員がドライビングマスクなどの耐火マスク、レーシングスーツなどの耐火服、レーシンググローブなどの
          耐火グローブ、耐火フェイスマスク、耐火シューズを装着してください。その耐火性は、車検の際に検査します

・ ノーマルタンク装着車は、ガソリンの吹き出し防止を行ってください

・ 給油作業時間は、12時間以上の耐久において5分。それ以外は3分、または、競技ごとに設定します。

          ただし、自動車メーカー(関連企業を含む)がFIA/IMSA/JAFレースエントリーのために製作した車両、および、
          レーシングカーに準じたスポーツカーは6分となります。(E5classが該当。一部を除く)

・給油はいかなる場合もピット内で行うことを禁止します。必ずピット前の作業エリアにおいて、給油に必要な装備と体制で行ってください

給油時間の計測

・ ピット前の作業スペースに車輌とエンジンが完全に停止した時点から停止時間をカウントします

・ ただし、給油はドライバーが降車した時点から行ってください

・給油時間の計測は、他のチームクルーとピットオフィシャルに申し出て、時間確認をしてもらってください

・事務局が指定したチームの計測を行なう場合、計測作業が義務となります。計測作業を放棄した場合、そのチームは失格になる場合があります

・リタイヤなどで撤退する場合は、担当を別のチームに移譲してください

乗車特例 

・ 停止時間の終了1分前にドライバーが乗り込み、2名のメカニックが乗車サポートを行うことができます

・ 飲料、無線、カメラ、P-LAP設定、シートベルトなどの乗車補助のみ作業を可能とし、
          窓拭き、空気圧チェックなどのメカニカル作業を行うことは一切できません