Equipment 装備

スプリント 装備について

装備について 

レーシングスーツ

・ レーシングスーツの着用が義務

・ レーシングスーツはFIA公認などの不燃素材による4輪用とし、同素材のアンダーウエア/フェイスマスクの着用を強く求めます

・ 刺繍、ワッペンの装着はレーシングスーツの外側のレイヤーのみに加工してください

  その際、ISO15025A規格に準拠した耐火性の糸を使用してください

・ 耐用年数は、製造日表記より10年です

・ 規定 FIA 8856-2000/FIA 8856-2018

ヘルメット

・ ヘルメットの着用が義務   

・ FIA/Snell規定の4輪レース用ヘルメットの着用が義務

・ 2輪車競技用のヘルメットの着用は認めません

・ 耐用年数は、製造日表記より10年です

規定

FIA 8856-2000・FIA 8856-2020

Snell SA 2000・Snell SA 2020

シートベルト

・ 4点式以上のフルハーネス式シートベルトの装着が義務

・ 2本の肩部ベルトを持つが、途中で1本になりそのまま車体へ取り付けられるベルト、いわゆる「Y字レイアウト」の肩部ベルトの使用は禁止します

・ 肩部ベルトは、ロールオーバー等の場合に確実な拘束のために、胸部拘束の確実性に有利な「クロス」レイアウトにする必要があります

・ 取り付けにあたっては、自動車製造者により設置された取り付け構造と同等以上の強度を有することとし、以下を目標とします


腰部ベルト取り付け部:静的引張荷重1,470daNの負荷に耐えられる

肩部ベルト取り付け部:静的引張荷重1,470daNの負荷に耐えられる

脚部ベルト取り付け部:静的引張荷重720daNの負荷に耐えられる


・ 取り付け金具、ボルト、ナット、ワッシャー、補強板(あて板)などで構成され、
          自動車製造者により設置された取り付け構造例に倣って取り付ければ、目標強度は達成できます

・ 車体側の取り付け点1ケ所に、ベルト取り付け具を2点以上取り付けてはなりません

・ 取り付け具のボルト、ナットは以下とします。(JIS B 0208参照)

材料:S38C~S54Cまたは同等

ねじ呼び名:7/16-20UNF-2A/2B

ナット有効ねじ高:10mm以上


・ 取り付け部はいかなる場合も「2mm」以上動いてはなりません

・ 補強板(あて板)を設置する場合は、その断面を車体形状に一致させてください

材質:SPHCまたは同等 / 板厚:t=3.0mm以上 / 有効面積:40㎠以上

車体固定:溶接(あて板を使用する場合は溶接でなくても可)

・ シートベルトのいかなる加工も不可です

・ 耐用年数は、製造日表記より10年

ハンス

・ HANSの使用を極めて強く求めます 

・ 万が一の事故において、頸部/脊髄、および、脳への障害を低減するために、ハンスの使用を極めて強く求めます

・ 耐用年数は、製造日表記より10年

規定

FIA 8856-2000・FIA 8856-2018

シューズ

・ 耐火炎レーシングシューズを着用が義務  ・ 耐用年数は、製造日表記より10年

規定

FIA基準8856-2000・FIA 8856-2018

グローブ

・ 耐火炎レーシンググローブの着用が義務  ・ 耐用年数は、製造日表記より10年

規定

FIA 8856-2000・FIA 8856-2018

フェイスマスク

・ 耐火炎バラクラバス(フェイスマスク)の着用を強く推奨

・ 耐用年数は、製造日表記より10年

規定

FIA 8856-2000・FIA 8856-2018

アンダーウェア・ソックス

・ 耐火炎アンダーウェア、ソックスの着用を強く推奨

・ 耐用年数は、製造日表記より10年

規定

FIA 8856-2000・FIA 8856-2018

そのほか

・ カート用、オートバイ用のヘルメット、レーシングスーツは使用できません